2014年12月15日月曜日

【映画】ゴーン・ガール




ラジオ番組で、映画評論家の町山智浩氏が紹介していたので、興味があって鑑賞。


ヒロインが、ロザムンド・パイクというのも惹かれた理由。

「5回目の結婚記念日に、ニック・ダンは妻のエイミーが失踪したと知る。警察と過激化する報道からの圧力によって、ニックの温厚な人柄のイメージが崩れ始める。彼の浮気と不確かな行動に世間はある共通の疑問を抱き始める。「ニック・ダンが妻を殺したのではないのか?」


この映画を一言で言うと


「妻に弱みのあるご主人は、決して夫婦で観に行かないでください。」


でしょうか?個人的には、年間ベスト3に入るほど、面白くて怖かった。
(ちなみに、ホラー的な怖さじゃないです。)


ヒロイン(?)のロザムンド・パイクは「007 ダイ・アナザー・デイ」でミランダ・フロストというボンド・ガールの一人を演じた人。(メインのボンド・ガールは「ハル・ベリー」)





ローワン・アトキンソンの「ジョニー・イングリッシュ 慰めの報酬」でも、ヒロインとして登場。




私の中では「スパイ映画女優」ですw


ロザムンド・パイク、本作の演技でゴールデングローブ賞にノミネートでアカデミー賞も噂されているそうですが、なかなか鬼気迫る演技。


失踪したのに、鬼気迫る演技とはこれいかに?・・・コレ以上はネタバレになるので自制。


自分は、まぁ、ベン・アフレックに感情移入しました。

















ロザムンド・パイク。
007ダイ・アナザー・デイでは、「表の顔(美しさと可愛さ)と、裏の顔(実は、敵方の二重スパイ)」という二面性を持ちあわせていましたが、本「ゴーン・ガール」でも、その二面性が発揮されています。


映画の冒頭で、旦那(ベン・アフレック)の視線で、ベッドの上の妻(ロザムンド・パイク)を見つめながら

「君の頭蓋骨をあけて、何を考えているのかを見てみたい ぼくたちはこれからどうなってしまうんだろう」


というセリフが出てきます。
これが、本作の最大のテーマですね(男性目線的には)

映画を見終わった後で「巧い作りだなー」と感心しました。