ヒロインが、ロザムンド・パイクというのも惹かれた理由。
「5回目の結婚記念日に、ニック・ダンは妻のエイミーが失踪したと知る。警察と過激化する報道からの圧力によって、ニックの温厚な人柄のイメージが崩れ始める。彼の浮気と不確かな行動に世間はある共通の疑問を抱き始める。「ニック・ダンが妻を殺したのではないのか?」
この映画を一言で言うと
「妻に弱みのあるご主人は、決して夫婦で観に行かないでください。」
でしょうか?個人的には、年間ベスト3に入るほど、面白くて怖かった。
(ちなみに、ホラー的な怖さじゃないです。)
ヒロイン(?)のロザムンド・パイクは「007 ダイ・アナザー・デイ」でミランダ・フロストというボンド・ガールの一人を演じた人。(メインのボンド・ガールは「ハル・ベリー」)
ローワン・アトキンソンの「ジョニー・イングリッシュ 慰めの報酬」でも、ヒロインとして登場。
私の中では「スパイ映画女優」ですw
ロザムンド・パイク、本作の演技でゴールデングローブ賞にノミネートでアカデミー賞も噂されているそうですが、なかなか鬼気迫る演技。
失踪したのに、鬼気迫る演技とはこれいかに?・・・コレ以上はネタバレになるので自制。
自分は、まぁ、ベン・アフレックに感情移入しました。
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ロザムンド・パイク。
007ダイ・アナザー・デイでは、「表の顔(美しさと可愛さ)と、裏の顔(実は、敵方の二重スパイ)」という二面性を持ちあわせていましたが、本「ゴーン・ガール」でも、その二面性が発揮されています。
映画の冒頭で、旦那(ベン・アフレック)の視線で、ベッドの上の妻(ロザムンド・パイク)を見つめながら
「君の頭蓋骨をあけて、何を考えているのかを見てみたい ぼくたちはこれからどうなってしまうんだろう」
というセリフが出てきます。
これが、本作の最大のテーマですね(男性目線的には)
映画を見終わった後で「巧い作りだなー」と感心しました。